ブロークンレコードテクニックとは
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ブロークン(壊れた)レコードテクニックとは、一定のリズムで同じ言葉を繰り返し伝えるテクニックです。
例えば、子どもが癇癪を起して暴れているときに、どんなに声をかけても伝わらないことってありますよね。
そんなときに活躍するのが、このブロークンレコードテクニックです。
🌷ポイント🌷
・子どもが落ち着けるように穏やかな表情で見つめる。
・安全な場合は、子どもに近づいて目線を合わせる。
・子どもの言動に動じないで一定のリズムで伝える。
・同じ言葉を繰り返し伝える。
実際にどれほど効果があるのか気になりますよね。
もちろん、シチュエーションや子どもの性格によっても変わってくるでしょう。
次は、私がブロークンレコードテクニックを行った時の体験談を紹介します。
ブロークンレコードテクニックを実践してみた結果
ここでは、私の実体験をご紹介します。
同じように癇癪の対応で困っている方の、参考になれば嬉しいです😊💕
当時の状況
ブロックで遊んでいた時に、崩れてしまって癇癪を起していた子どもがいました。
「崩れて嫌だったね、一緒に直そうね」と伝えても収まりません。
テクニック実践
優しい声色で、「落ち着いて」と繰り返し伝えてみました。
(この子どもは元々「落ち着いて」という言葉の意味を理解していました)
すると5回ほど伝えた時に、大きい声を出すのをやめました。
そのタイミングで、もう一度「崩れて嫌だったね、一緒に直そうね」と伝えると、「うん!」と切り替えてくれました。
使用してみた感想
あまり癇癪の対応がネックだった私ですが、このテクニックを知っていることで自信が付き、落ち着いて癇癪の対応ができるようになりました。
子どもも比較的にすぐ切り替えてくれて、保護者の方や支援者の方も効果を感じやすいでしょう。
また、個人的にはどんな言葉をチョイスするのかも大切だと感じます。
その子が一番理解しやすい言葉を、一つピックアップして伝えるよう意識していくといいでしょう。
ブロークンレコードテクニックを紹介している書籍
『 』
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そして、可愛らしいイラストが添えられたページには、悩んでいる方の声が書いてあり「うちと同じ!」と共感するものも多いでしょう。
子どもとのコミュニケーションや、日常の小さなトラブルへの対処法が実体験をもとに説明されており、読みながら心が軽くなる一冊になっています😊💕ちなみに年齢は小学生~のものが多いですね!
『 』の口コミ(楽天ブックス)
投稿日:2019年11月30日Unlimited本だったので読みました。以下意識したいと思います。
・親を馬鹿にさせない
・できる状態にしてやらせる
・ゲームはルールを消える
・口先でなく警告して破ったら断固実行
・穏やかに繰り返す
・言っても変わらないことは言わない。→楽天ブックス口コミ欄より引用
投稿日:2015年10月23日確かに今の保護者は、子育てを周囲に合わせすぎており、判断基準や教育方針が曖昧になってるかもしれません。その時の気分次第で子供への制約をキツくしたり緩めたりもありますね。中高生にスマホが蔓延しているのも、あくまで親が持っているから、皆が持っているいるからに他ならない気がします。
泉河潤一さんの語り口には自信が満ちており、ご自身の判断基準が明確になっています。内容は、当たり前のものから「なるほど参考にしよう!」と思えるものまで、シンプルながら意外に深く書かれています。とても有効な一冊です。
ただあくまで泉河さんの考えなので、原理主義的に実践するのではなく、共感して納得した部分のみ取り入れて行くべきと感じました。
→楽天ブックス口コミ欄より引用
『 』まとめ
✅幼児さんよりも小学生以降の子どもの事例が多い印象だが、繋がってくる対処法も多い
✅子育てには正解がなく、これという答えがないものもある。あくまでも参考程度に読むことがおすすめ!

子育てに疲れた時に読みたい本
『子育てのノロイをほぐしましょう』
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例えば『できることが良いというノロイ』があると、子どもに対して「できるようにしなきゃ、できないとダメな子になっちゃう」と過度にプレッシャーを与えて関わってしまいます。
その結果、自分も疲弊してしまうのです。
こういった子育てにおける様々なノロイと向き合っていくことで、読み終えるころには心を解きほぐしてくれているでしょう。
また、私は仕事としてお子さんと関わっているので、『できるのが良いというノロイ』という言葉は特に刺さりました!
『子育てのノロイをほぐしましょう』口コミ
投稿日:2023年06月20日子育てだけじゃなく、教員としても読んで勉強になる本です!
おすすめです!
私自身、ノロイにかかりやすく、〇〇しないと!!とか、〇〇じゃなきゃダメ!と思い込んでいることが多いです。この本は、そうした自分自身にかけるノロイを、一つ一つほぐしてれます。
ノロイを解くのではなく、ほぐす。このことばも、この本を読んでみれば理解できるはずです。→楽天ブックス口コミ欄より引用
投稿日:2022年08月15日子育てのノロイをほぐしましょう 発達障害の子どもに学ぶ。赤木和重先生の著書。発達障害の子どもを特別視せずに発達障害の子どもと普通に接する。発達障害の子どもと接することに身構えない。子育てのノロイから解放されて子育てのノロイを気にしないことが子育ての成功につながるし子供の幸せにもつながる。子供を育てている保護者が学校関係者にとって役に立つ内容が満載の良書。赤木和重先生のような方が学校関係者の中に増えてくれば救われる子供はきっと多い。
→楽天ブックス口コミ欄より引用
『子育てのノロイをほぐしましょう』まとめ
✅子育てだけではなく、子どもと関わる全ての人におすすめしたい1冊
✅「子どもをどうするか」ではなく、「自分のノロイに気が付く」という視点
✅子どもから学ぶことができる、考えさせられる事例が豊富

参考
ブロークンレコードテクニックを紹介している記事・ブログ
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ほめて伸ばすってどうやるの?がわかる!専門家の解説付『マンガでわかるペアトレ』10のレッスンで、「脱・叱って凹む」毎日に!【著者インタビューも】(LITALICO発達ナビより)
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明確な指示の出し方⑥ブロークンレコードテクニック(発達障害専門HaffyのABA療育室より)

まとめ
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今回はブロークンレコードテクニックを実践した体験談を書きました。
癇癪の対応って、わかってはいるもののうまくいかなかったり、大人も心がつかれてしまったりしますよね。
この記事で紹介した方法は、癇癪の対応に困っている方におすすめです。
しかし、効果は状況や子どもの性格にもよると思いますので、この記事はあくまで体験談だと思ってみて下さい。
また、他にも書籍もまとめましたので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
最後まで読んでくださりありがとうございました。