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「保育士一年目で子どもになめられる」
「子どもが話を聞いてくれない」
これは保育士あるあるですね。
でも、そもそも「なめられないようにする」という言葉には注意が必要です。
この記事では、「子どもになめられている」と感じている保育士一年目の先生に向けて、保育士歴7年の私の体験談をご紹介します。

「なめられないようにする」必要はない

大事なのは話を聞いて貰うこと
「なめられないようにしよう」と思うと、ついつい厳しく接しがちになりませんか?
なめられないようにするのではなく、話を聞いて貰えるように意識してみましょう😊
いざという時に話を聞いて貰えないと、子どもたちのケガに繋がります。
そもそも、一年目で子どもたちが話を聞いてくれないのは当たり前です。
なぜなら、子どもたち心の中に先生の存在がまだ無いから。
まずは子どもたちとたくさん遊んで、「この先生といると楽しいなぁ」と思って貰いましょう。
話を聞いて貰えなくて困ったときの対応
関わる中で、全然話を聞いて貰えず困ることもあるでしょう。
そういう時は、先輩の先生に頼ってみましょう。
先輩の先生たちは、子どもたちと関係ができています。
その為、自分では伝わらないことも、先輩から伝えてもらうと上手く行くことも多いです。
でも、落ち込まないでください。
初めはみんなそうです😊
そして、先生はもう十分に頑張っています。
これから子どもたちと関係を築けば、子どもたちも話を聞いてくれるようになるでしょう。
一年目の時に私がしていたこと

たくさん遊ぶ
先述したように、たくさん遊んで子どもと過ごしました。
目に見えて「急に子どもと関係ができた!」とはなりませんが、少しずつ信頼関係ができていくのを感じました。
体力勝負なので、しっかりご飯を食べて夜は眠って、次の日に備えましょう!笑
子どもの話を積極的に聞く
一人で何人も子どもを見ていると、ついつい「次は〇〇だよ~」、「〇〇してね」などの声掛けが多くなりがちです。
でも、同じくらい子どもの話を聞けるように意識しました。
子どもたちの好きなものを知っておくと、より関わりやすくなります😊
例)「あ!〇〇くんの靴下、大好きな△△のキャラクターだね~✨」など
子どもをたくさん褒める
日々忙しい中で大変でしたが、子どもを褒める意識を持つようにしました。
無意識のうちに「喧嘩にならないように…」、「ケガをしないように…」という方向へ意識が行きがちです。
安全に配慮した視点を持ちながらも、「どこを褒めようかな~」という意識を持つことで、子どもの新しい一面に気が付くことができます。
そして、褒めポイントを見つけたら、たくさん褒めてあげましょう😊
どうしても辛いときに意識したいこと

話を聞いて貰えないのは今だけだと割り切る
子どもたちとの関係ができるのには、時間がかかります。
でも、子どもは大人をよく見ているので、先生の気持ちはいつか子どもに伝わります😊
また、先輩になったら、子どもだけではなく後輩や実習生も気にかけないといけません。
子どもとの関係作りに全力投球できるのは今のうちです🔥
先輩の関わりをよく見る
一年目の時は特に余裕がないので、いっぱいいっぱいになってしまいます。
そういう時は「先輩は〇〇ちゃんにどうやって関わっているんだろう?」と、様子を見てみましょう。
客観的に見ることで、新しい気づきが得られるかもしれません。
先輩に相談する
保育の現場は、みんなで連携して回っています。
悩みや苦しみを一人だけで抱え込まずに、先輩に相談することが大切です。
先輩たちも色々な経験を乗り越えてきているので、参考になるでしょう。
また、事前に悩みを伝えておくことで、先輩がフォローしてくれるかもしれません。
まとめ
今回は子どもとの関係に悩んでいる、保育士一年目の先生に向けて記事を書きました。
色々な悩みが出てくると思いますが、一人で抱え込まず先輩に相談してみて下さい。
しかし、もしも人員不足等で相談できる先輩がいない状況なら、とても辛いですよね。
そういう時は無理せずに、転職を視野に入れてみても良いかもしれません。
この記事が、悩んでいる先生の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。